インフォメーション
県大会での敗戦以来、負け癖がついてしまいました。
良い試合をしてもゴールを決められない!
気持ちが入らず、簡単に負けてしまう!
こんな繰り返しをしていた6年生。
卒団を控え、最後に必ずタイトルを取ろう!!と選手達と気持ちを一つにしました。
ここで優勝を逃したら、もう皆で喜びを分かち合えない緊張感のある大会となりました。
さて、結果は下記の通りです。
〇1回戦目
今まで何度か公式戦で対戦してきた愛徳Reem。いつも1点差で勝てなかった相手。
みんな気合が入っている。
フリーキックで1点を取ってからは怒涛の攻撃。
後半に集中力を切り2点失点しましたが、6-2で完勝!!
〇2試合目
初の対戦で大宮宮原、前線にテクニックのある子がいたが、2点をリード。
しかし終了5分前、やはり神様に試される試練が起こる。
ディフェンス時に転倒した際、うちの選手が腕を骨折? 腕がぶらぶら やばい!!
動揺している間にディフェンスが崩れ始め、2失点。
「得失点差で勝っているから落ち着け!!」と声を掛ける。
なんとか、得失点差で決勝へ
〇決勝
相手は4種リーグで県大会を争ったFCリアル。
とにかく体が強い、そしてスピードが速すぎる。
向こうもリベンジを掛けて真剣モード。
こちらも有終の美を飾る為、勿論真剣そのもの。
でも、やっぱり神様に試される。
前半、裏に出たボールをスピードで相手に持っていかれ失点。
そのまま前半を終える。
前半は、ロングボールが多くなってしまう単調なサッカーになってしまったので、ドリブルとショートパスを増やすように修正させる。
後半は自分達のリズムが出始め、1点もぎ取る。
追いついたものの、オフサイドの指摘もあったので、このままでは終われない。
完全勝利を目指す。選手も気合十分!!
その後、どっちも押したり押されたりの展開に。
そんな中、シュートを打ったボールが相手に当たり、ボールが回転(超回転)。相手GKもキャッチしようとしたがボールがこぼれる。
そのボールはゴールラインの上で回転し続ける...
「いけ!! 吸い込まれろ!!」と心の中で叫ぶ。
ボールは、ゆっくりネットまで転がり、ごーーーーーーる!!
サッカーの神様はようやく見方をしてくれた。
最後はコーナーキックから、ダメ押しの3点目。
そして見事優勝!
素直に嬉しい!! やっぱり勝てばうれしい!!
でも一番は選手達の晴れ晴れとした笑顔を見れたことが、何よりうれしい (^0^)/
この一年彼らを見て改めて思ったこと。
それは、〝腹を真剣に決められたときにしか本当の力は発揮できない〟ということ。
この経験を小学生年代で経験できたことは、彼らの大きな財産になると思う。
今後もがんばれ!!
君たちとサッカーができるのも、あと4回。
鬼の目にも涙かな