インフォメーション
4/1~4/4まで大阪遠征に行ってきました。
今回の遠征の目的は、格上のチームと対戦することで現状の把握と、このレベルで戦えるようになって欲しいという思いからでした。さて、遠征の様子は下記の通りです。
4/1(水)18:00所沢を出発
夜中の2:00に大阪着
初めての車中泊でちょっと寝苦しそうではあるが、みな爆睡。
一番寝付けていないのはコーチかも...
4/2(木)
いよいよ大会スタート
大会会場の横はセレッソ大阪の練習場がある
記念撮影!!
今日一日頑張って欲しい
この日は1日5試合こなした
途中でまったく走れない、疲労で頭がパニック
相手のパスワークに翻弄されボールウォッチャーに
対戦相手は本当に良いチームばかりだ
今日の試合でうちのチームの攻撃スイッチの場所が分かった
明日の試合でスイッチをしっかり入れて行こう
4/3(金)
1試合目、気合を入れて試合に出した。
前半5分、相手のコートでポゼッションし、シュートまで何回か行けた。
しかし、枠に入らない...
その後悪い雰囲気になり始め、自陣に引き始める。
だんだん選手の距離も近くなり、結局4点もぶち込まれた。
あまりの気持ちの弱さにコーチは、情けなくなった。
喝をもう一度入れた!!
その後、スペシャルゲストを呼んだ。
渉コーチの中学校時代の友人、セレッソ大阪の長谷川アーリアジャスール選手に全員サインしてもらった。
フォルラン選手にもサインをもらった。
子供達に感想を聞いてみた。
「オーラが凄かった!!」
「見えたの?」
「うん、かなり見えた」
そのオーラを感じた後の4試合、すべて勝った!!
結局気持ちの問題!
意識の問題だと思う。
でも心の底から楽しそうにサッカーをする姿を見れてコーチは少しホッとしたよ。
青少年の家に宿泊したので食べ物は自分で用意し、片づけ、食器洗いまで自分達で行いました。
お母さんのありがたみが少し分かったかな?
4/4(土)
最終日、「良いまとめをしよう!!」と送り出す。
1試合目、攻撃のスイッチが入らない。
意識がないのか? 疲れが出たのか?
昨日の良いイメージを思い出して欲しかったがそのまま終了。
2試合目、遠い所から来たのだからと、金さんがアスロンの選抜チームとわざわざ組んでくれた。
本当に感謝したい!!
試合スタート
一気に攻められる
気づいたら、全員バイタルエリアから出られない
クリアーもさせてくれない
あれよあれよという内に4点も決められてしまう
後半スタート
攻撃の意識が出始める
しかし、パスしてボールを受けた瞬間には相手がすでにいる
もの凄いプレッシャーの速さだ
結局何もできずに終了
しかし、こんなに激しく、そして無我夢中でディフェンスする姿は初めて見た
体をぶつけられ飛ばされても、飛ばされても、何度も立ち向かう姿が見られた
コーチが皆に分かって欲しいのは、こういう気持ちなんだよ!
技術だけでは、上のレベルでは戦えない
こういう気持ちで戦っていれば、だんだん飛ばされなくなる
また、早いプレッシャーがきても慌てなくなる
慌てなくなれば、ドリブルも生かすことができる
3試合目選手を入れ替える
ミッション「後半ラスト10分前までに1点取れなかったら交代する」
必死で戦い始めた
でもなかなか崩せない
結局ミッションクリアできずに交代
その時選手の顔を見たら、何人か泣いている
なぜ泣いているか聞くと、「点を取れなくて悔しい」と言っていた
これも初めて見た光景だった
☆総括
3日間で計13試合経験できた
しかも、内容の濃い3日間だった
とくにアスロンさんとやった試合は、子供達にとって衝撃的だったと思います。
プレッシャーが速く何もさせてもらえない。
このレベルでの試合は、初体験だったはずです。
最後のまとめでは、「コーチはこのレベルで戦えるようになって欲しい」と伝えました。
大阪に来る前から子供達にその様な話はしてきましたが、上の空でした。
しかし、これを経験した子供達は素直にうなずいていました。
これが分かるか分からないかの差は、今後必ず大きな差として現れてきます。
なので分かってくれたことは、本当に良かったと思います。
更に良かった事は、自分が出場していない時に、仲間に対して、「緩いプレーには厳しく」「良いプレーには、温かく」言葉をかけてあげられるようになった事です。
サッカーを通して、何を学ぶのか。
もちろん技術を高めることは言うまでもありませんが、自分を高める一つの手段だと私は思っています。
たとえ、試合に出場できない時があってもチームの為に精一杯応援する。
こういう思いやりや努力する強い精神力があれば、きっと将来物事を成し遂げられる大人になると思います。
さぁ、いよいよ週末から4種リーグが始まります。
まだまだ不安だらけですが、この子供達と精一杯戦いますので応援よろしくお願いいたします。